40代中小企業工場労働者の投資記録

2019年より、米国高配当株を中心に投資を始めました。40代も半ばを過ぎましたが、60歳までに年間受取配当金額100万円を目指します。株式投資の記録やその他について書きます。

年金の受給見込み額を調べてみました。

前回の記事:年金支給額(予想)を調べてみようと思います。の続きです。

 

年金の受給見込み額が分からなければ、老後にどれくらいのお金が不足するかもわからないし、その分をどうするかという計画も立てられませんからね。

 

と言うことで、ねんきんネットに登録も終わり、年金額を試算しました。

 

個人的な内容の記事となりますが、私自身の年金の受給見込み額も晒しますので、よろしければご覧ください。

 

ねんきんネットへの登録は、ねんきん定期便からも出来るのですが、ねんきん定期便のアクセスキーには期限があります。

私は期限切れだったので、登録書類をとりよせました。

 

一週間もかからずに、書類は届きました。書類といっても、圧着ハガキ1枚でした。

中にユーザーIDが記載されているので、ねんきんネットのサイトで、ユーザーIDや、基礎年金番号、パスワードや秘密の質問と答えなどを入力して、設定完了です。

 設定自体も、一般のサイトのユーザー登録と比べてもさほど難しくはありませんでした。

 

少し注意が必要なのは、登録が終わってログインするときにID、パスワードの入力の次に、秘密の質問と答えの入力を求められます。 

秘密の質問と答えは、パスワードが分からなくなった時に使用するのかと思っていましたが、毎回、ログインの度に必要となりますので、秘密の質問と答えも、しっかり覚えるなり、記録するなりしておいた方がいいと思います。

 

あと、ブラウザの戻るボタンで戻る事が出来ない仕様になっていて、ブラウザの戻るボタンを使うとエラーが出て、ログインし直しになります。

戻りたい時は画面内に表示されている戻るボタンをクリックして戻らないといけません。私は、ブラウザの戻るボタンで戻ってしまい、数回ログインし直すはめになりました。セキュリティの関係か何かなのかもしれませんが、若干、謎の仕様になっています。

もし、調べられる方はご注意下さい。

 

試算には簡易的なもの、中間ぐらい、詳細に調べるものの、3つの方法があります。

私は、最初は、一番簡単に結果が出る、 『かんたん試算』で試算したのが、以下の画像です。

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これは、今、現在の収入をベースにして、それがずっと続く前提で計算されるようです。去年から今年にかけて、残業が収入を押し上げており、調子が良いのですが、長期的にこの収入が続くとは考えにくいので、別の試算もやってみました。

 

こちらは、中間の『質問に答えて試算』で試算したものです。これは、月給や賞与を自分で設定して、それを元にして試算する方法です。

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 給与や賞与の額をどれぐらいに設定したかは、秘密にしときますが、『かんたん試算』に比べて3,000円ちょっと受給額が減りました。

 

私のこれまでの収入はというと、20代の年収がどれくらいだったか、無頓着だったので分からない(^_^;)のですが、最初は300万円いかないぐらい(かなり適当)から、毎年少しずつ増えて、私は今、44歳なのですが、去年初めて400万円を超えた感じですね。

これぐらいの年収の推移だと、これぐらいもらえる感じになるということです。

ご参考になれば幸いです。

※備考 ねんきんネットでは、これまでの年金の加入履歴を全て見る事が出来ます。その時々の標準報酬月額も載っているので、それを調べれば、20代の年収も、おおよそになりますが分かります。ただ、今回はパスしました。ごめんなさい。(^-^;)


私の年金額ですが、現在の年金受給者の男性の平均金額が16.5万円、女性の平均金額が10.3万円らしいので、どうなんですかね。中央値はもう少し低いのかも知れませんが、男性としては、やはり低い方に属すんでしょうね。

まあ、予想はしてたので、やっぱりかって感じではありますが。

 

私の世帯で考えると、私が月額12.5万円、妻は私より収入が多いので、このまま今の仕事を続けていくと仮定すれば、私より多くの年金を受け取る事になると思いますので、世帯の収入では月額25万円を越えると思います。(税金については無視しました。私はたぶん免除、妻はかかりそうな気がします。)

 

確か、年金2000万円問題の報告書のモデルは、世帯収入が1ヶ月21万円で、支出が26万円で、毎月5万円ほど不足するのでしたね。それが20~30年間続くので2000万円の貯蓄が必要だと。

このモデルの1ヶ月の支出額と、ほぼ同額ぐらいは貰えるのですね。驚きです。2000万円とか要らないかもしれませんね。

 

世帯によって、生活レベルや生活条件も違うし、このモデルと比べるのもどうかと思うのですが、それでも、このモデルで必要とされる額に、ほぼ達するとは思ってもいませんでした。

 

当初の私の予想では、20万円を切ると思っていました。これまで、ニュースなどで話題となるボーナス支給額や給与の平均額、ゴールデンウィークや盆暮れの休日の日数に至るまで、ことごとく平均に届いた事が無かったので、年金の受給見込みについても、平均的なモデルには届かないだろうと思っていした。

まあ、私が平均以下で、妻の見込み額が良いであろうだけなんですけどね。

 

あと、年金2000万円問題の報告書のモデルは、奥さんが専業主婦で基礎年金の支給のみの世帯をベースにしていることも理由としてあると思います。

 なので、今は昔と違って、世帯持ちの方は共働きの家庭も多いと思われますから、奥さんが厚生年金に加入しているとすれば、調べてみると思ったより年金が多かったっていうケースもあるのではないかと思います。

気になる方は、調べてみられてもいいのではないでしょうか。

 

ただ、この先、税制や年金制度がどうなっていくか、本当にこの額が貰えるのか、私が年金をもらい出す20年後の世の中がどうなっているのかなんて、私には想像もつきません。政府なんかは、いいデータを元にして見込みを出したがる気がするので、実際の未来が政府の予想を下回る可能性もありそうな気がします。

先日も、2019年の赤ちゃんの出生数が、政府の予想よりも2年早く90万人割れすることが確実になったというニュースが出てましたしね。

 日本年金機構のこの試算だって、あくまでも今の時点でのもので、時間の経過と共に変化していく可能性があるので、この先の事については注視していくしかないのかな、と思います。

 

それでも、何となくではありますが、老後の年金収入についてのイメージみたいな物は持てたので、年金の受給見込み額を調べてみて良かったと思います。

 

後は資産運用の分ですね。私は昨年からiDeCoもやっているので、iDeCoの受け取りと、今年始めた米国株投資の配当金が加わる事になります。

米国株投資の配当金については、捕らぬ狸のなんとかで、自分ではいろいろ考えてはいますが、まだ今のところは未知数としか言えないですね。

 

iDeCoとかについても書きたいのですが、これを書き始めると更に文章が長くなるので、とりあえず今回は、この辺で記事を締めたいと思います。

 

いかがでしたでしょうか?

年金の受給見込み額について、少しは参考になりましたでしょうか? 

ねんきん定期便は、皆さんにも定期的に送られてくるかと思いますので、ご自身の見込み額も調べてみられると面白いのではないかと思います。

 

それでは。