40代中小企業工場労働者の投資記録

2019年より、米国高配当株を中心に投資を始めました。40代も半ばを過ぎましたが、60歳までに年間受取配当金額100万円を目指します。株式投資の記録やその他について書きます。

40代から株式投資を始めた私が配当金を使う事にした理由

私が株式投資に目覚めたのが一昨年で43歳の時でした。昨年から米国株投資をはじめ、今年は45歳になりました。

 

株式投資で資産を作るのには時間がかかりますね。株式投資は資産の規模が物をいうので、私のような中小企業勤めの人間が給与の中から捻出する資金では、なかなか資産を増やすことができません。

 

資金が少なくても時間をかければ、複利を使って資産を増やせるのが株式投資の究極奥義なのですが、いかんせん私の年齢だと、複利が効いてきて資産が勝手に増えていくような状態になった頃には、もうお金なんてそんなに要らないよって歳になっているかもしれません。

 

いつまで運用して、いつから使うか、どれくらいまで増やして、どれくらいずつ使っていくのか。いわゆる出口戦略が難しいですよね。

私は、資産を増やしている今の段階から、もう配当金を使ってしまおうかと思います。

配当金を使う事にすれば、資産を積み立てつつ、お金を使う事ができるというのが、私が配当金を使う事にしようと思った理由です。

 

本来なら配当金を再投資する事により、更に資産の増加を加速させる事が出来るのは分かるのですが、それをやってしまうと、この先ずっと今のような切り詰めた生活をして過ごす事になりそうで、さすがにそれは自分の人生としてもどうかなと。

社会に出てから二十余年も資産形成も貯蓄もろくにしてこなかったので、その罰だと思って40代は株を買い貯めるために切り詰めた生活を送るのも仕方ないと思っていまが、50代まで続くとね。

最近、ある方のYouTubeを見て知ったのですが、同じ支出を減らすにしても、必要な物は買うのが質素な生活、必要な物ですら買わないのがケチなんだそうですね。

今の私はケチの領域ですね。まあ、ケチというより貧乏みたい感じですかね。株を買うのにお金を回しすぎて、お金がないです。さすがに、この生活をずっとは続けられないです。

 

それと、あと数年もすると、私の両親も後期高齢者に突入してしまう事もあり、そういった事情も頭に入れておかないとマズいと思います。ある程度、余剰資金も持っておいた方がいいかなと思います。

ずっと、今のようなフルインベストみたいな事は続けられないですね。

なので、私は年間の投資額を増やさないで、ずっと今の額をキープしようと思っています。

 

幸い、配当金というのは資産の量に応じて確実に増える傾向にあります。基本、配当金を出す株なら、買えば買うほど配当金が増えます。(もちろん減配、増配、無配転落などぶれはあります。)

これは、投資を続けるモチベーションになりますね。少しずつですが、やればやるほど豊かになれる。

それを頼みに、あと15年とか20年ぐらい投資を続けていければと思います。

そうやってコツコツ配当金を増やし続け、それを自分や家族のために使ったり、生活防衛資金にしたりしながら運用を続けて、定年になったら、そのまま配当金を年金の足しにするというのが自分的には一番、理にかなった運用なのかなと思います。

アーリーリタイアとか、経済的自由を達成することは出来ないかもしれませんが、不労所得によるバックアップで金銭面で安心感が持てて、少しでも豊かな生活を続けられればいいと思います。

 

まあ、投資の未来なんて分からないので、この通りにいくとも限らないし、夢物語で終わってしまう可能性もありますが、今のところはこんな感じでやっていこうと思っています。

 

もし、本当にガチで資産を増やそうと思ったら、不動産投資を始めるのもアリかと思いますね。

株は借金して買えませんが、不動産は融資を使って資産を増やせるので、株式投資より早く大きな資産が作れると思います。不動産投資なら、私ぐらいの歳から始めても経済的自由を達成する所までいけるかもしれないですね。もちろん、それにはノウハウも必要ですし、リスクも伴いますけどね。

私は、今のところは株式投資だけで十分です。

 

以上、『40代から株式投資を始めた私が配当金を使う事にした理由』でした。

 

自分の場合の私的な運用の話で、この記事が誰の役に立つのか、よくわかりませんが、よく似た立場の誰かの参考にでもなれば幸いです。

 

 

2020年5月末 資産状況

2020年5月末の資産状況です。

 

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先月はマイナス10%ほどあった含み損が、マイナス5%台まで回復してきました。

全体的に見ると、高配当株のほうが含み損が大きいですね。戻りが悪いというか。

高配当株は配当が支えとなって、下落に強くてディフェンシブだと言われてましたが、そうでもないのかもしれません。

ロイヤルダッチシェルを売却しました。私は、基本、バイ&ホールドで買った株は長期保有する方針なのですが、今回は売却しました。

理由は、やはり減配でした。衝動的に売ってしまった面もありますが、「配当金目的で買ったけど減配したし、配当が戻るのに年数もかかりそうだし、今年はコロナ不況でNISA枠は使い切れない可能性大なので、一度売却して、またNISA枠使って他の銘柄を買い直すか。」って思って売却してしまいました。

マイナス40%ぐらいで売却したので、損失の割合としては大きかったです。400ドル程の損失を確定しました。今年、受け取る配当金の予想総額の半分ぐらいに値しますね。損切りも大事かもしれませんが、損したものを売却ばかりしていたら、資産はどんどん減っていきますね。

今回の下落は、元々の原油価格の低下と、それに更にコロナによる需要の低下が追い討ちをかけたのが原因なので、この原因が解消されれば株価も配当も戻る可能性もあったと思うので少し早まったかな、って売った後にちょっと思いましたね。

こういうのって、大体、後で思うんですよね。本当に、後悔は先に立たないです。(笑)まあ、いいです。前を向きましょう。

 

今月は、個別株はウエイトマネジメント(WM)という会社の株を3株買いました。ウエイトマネジメントは、ゴミ収集や産業廃棄物処理を行っている会社です。ゴミ収集って世の中に必要な仕事で、無くならなくて安定しているかなと思っての購入です。

ビルゲイツの持っているビル&メリンダ・ゲイツ財団でも運用されている銘柄ようです。

 あとはETFのVIGとVYMを3株づつ買い増ししました。

 

 配当金の受取状況です。

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今月は、AT&T、アルトリアグループ、アッヴィ、ブリティッシュアメリカンタバコ、スターバックスETFのDIAから、合わせて9,950円(93.6ドル)の配当金を受け取りました。

今月は高配当銘柄のAT&Tとアルトリアグループの配当が一度に入ったので、配当額がかなり増えました。元々、AT&Tとアルトリアグループの配当金支払月は別なのですが、ゴールデンウイークの日本の証券会社の休業の影響で、毎年、ゴールデンウィーク明けに2社からまとめて配当金が入金されます。

先月に、一か月の配当金の受け取り金額が1万円を超えると励みになると書きましたが、今月は瞬間的ではありますが、ほぼ1万円まで受け取り金額が増えました。

コロナウイルスの影響が仕事にも出ていて、毎月の投資資金の捻出に苦労している身としては、この配当金は有り難いです。今年の後半の状況次第では、目標であるNISA枠使い切りが達成できないのもやむを得ないと思っています。

 

実は、この記事を書いている今日の時点(6月7日)で、私の資産状況はトータルでプラ転しています。アメリカの失業率が予想よりだいぶ良かったことを受けて、6月5日(金)の晩に爆上げして一気にプラ転までいきました。

アメリカ株恐るべし。あれだけ暴動とかが起こって国内情勢が不安定なのに、意味が分からないです。

配当金メインの投資をしていても、含み損よりは含み益があった方が気分的にはいいのですが、その辺にはあまりとらわれず、これからも淡々と株を買い続けていきたいと思います。

2020年4月末 資産状況

2020年4月末の資産状況です。

 

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 先月の資産状況と比べると、比率で+6%、金額にして1000ドル程含み損が解消しています。

含み損にもある程度慣れましたが、配当利回りの高い銘柄ほど株価の戻りが遅いですね。気にしないと思いつつも、他がプラ転し出して差が付きだすと気になってしまいますね。

一番のニュースと言えば、ロイヤルダッチシェルの減配でしょうか。

どうなるんだろう?とは思っていましたが、何とか減配せずに乗り切ってくれるんじゃないかと言う期待は、粉々に打ち砕かれました。

しかし、昨年末から今年初にかけて私が買った、ボーイングロイヤルダッチシェル、BPの3銘柄は大変な事になってますね。

この3銘柄が、私の資産の含み損の約半分を占めてます。

 

ボーイングは、株価が購入時のほぼ三分の一にまで下がってますね。ボーイングを購入するときに使った資金には、ジャパンディスプレイを売却した時のお金も入っています。

ジャパンディスプレイを約6万円分購入して、ほぼ半額の3万円ぐらいで売却して、そのお金でボーイングを買って、また株価が三分の一だと、当初の6万円が時価で1万円まで下がった事になりますね。

資金が溶けるとは、この事ですね。

まあ、ボーイングについては、このままガチホ(塩漬けとも言う)しとけば、航空機の製造はボーイングとフランスのエアバスの2社でのほぼ寡占状態ですから、ボーイングが潰れない限り、ボーイングの業績も戻って株価も元に戻るのではないかと思いますが(考えが甘いかな?)、若干不安なのがウォーレンバフェット氏が自身の保有する航空会社の株を全部売り払った事ですかね。

コロナウイルスの影響で、アフターコロナでも人の移動は元に戻らないと。オンラインでのビジネスが普通となり、人の移動が今まで程盛んではなくなるとバフェット氏は考えているようです。

コロナウイルス収束後に人の動きがどうなるかは、不透明な部分も多いと思いますが、注意しておきたいと思います。

今月は、先月に引き続きETFのDIA、VIG、VYMを1株ずつ購入しました。個別株ではブラックロック(BLK)を1株購入しました。1株ずつって所が、私の資金力を物語ってますね。しかし、これだけでも毎月の購入目標の10万円ぐらいにすぐなってしまいます。

この先、この買い付け額をキープ出来るかどうかは、仕事次第ですね。

本当に、今、仕事が減っています。半日分ぐらいしか仕事が無かったり、日によっては全く仕事が無い日もあります。

たぶん、コロナウイルスが収まってきてもワクチンとかが充分に行き渡って完全に収束するまでは、自粛モードが続くのではないかと思うので、うちの会社の仕事量もしばらくは戻らない可能性が高いのではないかと予想してます。

今年のNISA枠使い切りは厳しいかもしれません。

 

 

配当金の受取状況です。

 

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今月は、ペプシコから650円(6.05ドル)の配当を受け取りました。

ペプシコから配当金が入ったのが4月1日ですので、ほぼ1ヵ月配当金の受け取りがありませんでした。私の保有銘柄では、4月配当の銘柄が極端に少なく、配当金の空白期間になっています。

配当を重視しているので少し寂しい感じもしますが、配当金は少しずつですが積み上がってきているのは確かです。配当金の受け取り金額が1万円を超える月が出ると、個人的にはすごい励みになるんですけどね。最近は高配当利回りよりも増配率の高い銘柄にばかり投資しているのと、 いくつか保有株が減配をしているため、少し時間はかかりそうですが今年中には配当金受け取り額1万円を超える月が出るのではないかと思います。

 

自分の投資の目標としては、コツコツ資産を積み上げながら、10年、20年と投資を続けていき、保有銘柄についてもなるべく長く保有する方向でいますが、今回のロイヤルダッチシェルの減配はちょっと痛かったですね。銘柄選びは慎重にいかないといかんです。

 

それでは。

2020年3月末 資産状況

2020年3月末の資産状況です。

個別株とETFで表を分けました。

一番下の資産額がトータルの資産額です。

 

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資産額は少し戻って来ています。

色々と値動きが激しい一か月でした。

まあ、値動きや含み損にも慣れたのですが、最初のうちは、下がったら下がったで買いたくなるし、上がり初めたら、このまま買い場を逃すんじゃないかって焦ったりとか、値動きに振り回されました。

でも、見てても仕方ないんですよね。なぜなら、上がろうが下がろうが、株を買う資金が無いから…

結局、段々疲れてきて、値動きを見るのが面倒くさくなって、ここ数日は毎日の資産状況のチェックもせずに放ったらかしてました。

あと、新型コロナウイルスの状況の方が気がかりだった事もあります。自分の住んでいる市でも感染者が出始めました。毎日、県内のどこで何人感染者が出たかの方が気になってました。

 

まあ、本業のほうも新型コロナウイルスの影響でかなり仕事が薄くなってきています。このまま残業が無くなり、ボーナスも減らされ、更に休業にでもなれば、もはや株を買えるかどうかも怪しくなってきますけどね。

まあ、非常事態だから仕方ないですよね。生命や生活が第一ですわ。

 

今月は、ETFのDIAを1株 VIGを2株 VYMを3株 SPYDを8株、個別株でスターバックスを2株を購入しました。

まあ、やる事は毎月と変わらないです。淡々と資産を増やして行くのみです。

DIAを買う事にしたので、個別株の購入候補の中から、DIAに含まれるホーム・デポ、ジョンソン&ジョンソン、スリーエムIBMシスコシステムズベライゾンを外しました。

残った銘柄の中から、スターバックスを少し買いました。利回りはそれほど高くな買ったので『いつかは買いたいな』ぐらいに思っていたのですが、株価が下がっているうちに少しでも買えればと思い、買いました。

あと数銘柄、新規で買いたい銘柄があります。少しずつ買っていきたいと思います。

 

 配当金の受取状況です。

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配当金は、エンブリッジ、ペイチェックス、ジョンソン&ジョンソン、VYM、ロイヤルダッチシェル、BPと6銘柄から合わせて55.43ドル(5967円)の入金がありました。

ロイヤルダッチシェルとBPは、株価はひどい下がりようですが、配当は減額されることなく入ってきたようです。原油価格の低迷が続いていて、原油の生産量減産の合意も決まりそうにないので、この先がどうなるのかが心配なところです。

ただ、新型コロナウイルスの影響で企業の業績が悪化しての減配は、これから増えてくるのかなと思います。今月の決算ラッシュでの各企業の決算が気がかりですし、業績悪化によって減配する企業出ても、おかしくないですしね。

確か、ボーイングHSBCは配当を停止しましたね。

しかし、配当金と言うのは立派なプラスリターン、インカムゲインで、株価が大幅にマイナスになっても、こうやって入金があるのは心強いです。

このコロナショックで減配しない企業や、以前のリーマンショックで減配しなかった企業は正直、すごいと思います。

 

その反面、ここ2週間ほどニューヨークダウやS&P500指数、日経平均までもが上昇していて、気持ち悪い感じがします。

もう底打ちをしたらしいですが、日本にしろアメリカにしろ、この情勢で株価が上がるなんて、普通に考えたら信じられない感がありますが、どうなんですかね?

ここ1~2週間、モーサテも見れてなかったので、市場の流れが、よく分かってません。もう少し情報を取らないといけないですね。

 

とりあえず、市場の動きがどうなるかは分かりませんが、個別株でもETFでも今年2月ぐらいに付けた最高値を更新するまでが、株を安く買えるボーナスステージだと思っています。

特に何が出来る訳でもなく、毎月末に淡々と定額を買い付ける事しか出来ませんが、少しづつ積み上げていくしかないのかなと思います。

資産を作るのに、近道はないですね。

私の今の資産額や入金力だと10年、20年先の事を考えて投資するしかないと思います。何とか、今年もNISA枠を埋める事が出来れば、万々歳だと思います。

 

長くなってしまいました。今月はこの辺で。

この先しばらくの米国株購入方針について

コロナショックで、暴落の相場が続いてますね。こんな局面なので、今月末の買い付けからしばらくは、いつもと内容を変えていこうかと思います。

 

これだけ、どれもこれもみんな下げているなら、幅広くいろんな銘柄を買いたいといった思いもありますし、集中投資が怖い思いもあります。

私の保有銘柄では、ボーイングロイヤル・ダッチ・シェル、BPがすごく下げてます。ボーイングは、買値の半額まで下がりました。ボーイングは、自分の意志で買ったのでまだいいのですよ。買い増ししたっていいぐらいです。

ロイヤル・ダッチ・シェル、BPについては、元々あまり乗り気ではなくて、配当金目当てで買っての暴落で、目も当てられないですね。しかも、先月買ったばかり…。

株価は所詮、取引価格なので下がっても、まあ、いいのですが今後の業績チェックは必須ですね。大丈夫か?こいつら。

 

それはさておき、個別だとそんなに種類が買えないので、ETFで幅広く買っていこうかと思いました。

選んだETFは4つです。

①DIA(SPYDダウ工業株平均 ETF)

こいつで下げまくっているダウを買ってやろうかと思っています。

DIAの利回りが今、現在で2.84%まで上がっています。買ってもいいかなって思います。

DIAは、分配金がリーマン時の2008年と2009年に少し減少しましたが、それ以外では、高い増配率を保っています。

構成銘柄は、さすがアメリカを代表する株価指数に採用されている銘柄ですね。欲しい銘柄が多いです。景気が回復して株価が戻ったら、上げを取って利確して、その資金で他の銘柄の株を買うもよし。このままずっとホールドし続けてキャピタルゲインを蓄積しながら、分配金をもらい続けるもよし。

 

②VIG   (バンガード・増配株式ETF)

大型株の前年比増配銘柄で構成されています。DIAと被る銘柄がいくつもありますが、こちらはより多い186銘柄に分散されています。DIAより配当利回りが低いんですね。高配当株ではなくて、高増配株だからですね。配当利回りが低過ぎて、こんな時でもないと買えない。

 

③VYM(ヴァンガード・米国高配当株ETF) 

高配当ETFの定番ですね。去年、買い付けして少し持っています。こちらも株価の下落と共に配当利回りが上がってきているので、ナンピン買い。

 

④SPYD(SPDR ポートフォリオS&P500高配当株式) 

こちらもナンピン買い。米国株ブロガーのゆーたんさんの銘柄分析で、S&P500の犬と解説されていました。分かりやすい表現ですね。

SPYDは、S&P500の中の高配当銘柄80種に均等配分。高配当なので業績が不安定なゆえに高配当となっている銘柄も混ざる。半年に一度のペースでリバランスして、配当利回りが下がった銘柄は排除されて、高配当な銘柄が追加される。

つまり、自動的にS&P500の犬戦略が実施できる訳ですね。

 

余談ですが、ダウの犬戦略や、シーゲル流配当再投資戦略もそうですが、市場に見捨てられたような不人気の株は、必然的に配当利回りが高くなり、その配当を再投資する事によって、市場平均と遜色ない、場合によっては市場平均を超えるリターンを得る事が出来るって、市場って不思議ですよね。(※配当にかかる税金を無視したとして)

まあ、個人的に一番不安が大きいのはSPYDですけどね。

 

この4つのETFを、しばらく均等配分で買ってみようと思います。

 

後は、個別株の購入候補でまだ買っていない銘柄を、この際、拾って行こうかと思っています。

ただし、DIAを買うので、私の個別株の購入候補の中から、ボーイング、ホーム・デポ、ジョンソン&ジョンソン、スリーエムIBMシスコシステムズベライゾンを外します。これらの銘柄は、組み込みの比率はそれぞれ異なっていますが、全てDIAに入っています。

更には、いつかは買おうと思っていたマイクロソフトとアップルまで入っているので、ぶっちゃけ、かなりいい奴だね、DIAって。意外と気に入りました。

ボーイングとジョンソン&ジョンソンのすでに購入した分に関しては、このままホールドでしますが、もう買い増しはしないでおきます。

ロイヤル・ダッチ・シェル、BPに続いて、エクソンモービルも間接的に買う事になりますが、まあいいっすわ。タバコも石油も買いますよ。

 

このETF4種類を買うだけでも、かなり給料からの資金を食われるので、個別株にはあまり資金が回りませんが、なるべく買いたいと思います。

 

しかし、米国株がバーゲンセール状態になってきましたね。ニューヨークダウの先月付けた最高値が29,551ポイントで30,000ポイント目前だったのが、23,185ポイントで買える感じですね。

S&P500指数だって、去年3,000ポイントを超えて3,386ポイントまで、ずっと上がってたのが2,711ポイントで買える。(指数なので買えないですが、イメージとして)

個別株だって、各々、下落率こそ違えど、どれもこれも下げていますし。

まあ、安く買えるのはいいとして、どれもこれも下げるって事は、自分も漏れなくダメージを食らうって事で、両刃の剣ですね。今日はまだ落ち着いてますが、明日から、また市場が開いたら笑ってられない状況になるかもしれません。

 

中国もコロナウイルスを押さえこんできているし、アメリカも強い国なので、感染が広がって状況が悪くなったとしても、国が対処してコロナウイルスを押さえ込むんじゃないでしょうか(適当)。

まあ、コロナウイルス原油価格の下落で企業の業績や資金繰りが悪化して、いよいよ本当に不況入りしてしまう恐れもありますけど、そんな事もどうなるかは分かりませんし、仮にそうなったとしても、いつかは回復してうまく回っていくのが資本主義経済ってもんでしょう。(適当、希望的観測)。


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来週も、相場は荒れるのでしょうかね?

私は、タイミングを見て買うといった器用な事が出来ないので、毎月末に給料が入れば買い付けするのみです。

いつか債権ETFを買おうかな

不安定な相場が続いてますね。

昨日、FRBが利下げを発表しましたが、それでも下げました。

 

長期保有するつもりで株を買っているので、株を売って利確したりする気は今のところは無いです。まあ、耐えられる限りは売らない、ですかね。

 

含み損が増えるのも怖いですが、周りの雰囲気に飲まれて、投げ売りしてしまう方が怖いですね。一旦、手仕舞ってキャッシュを確保しようって、みんな思うんですよね。

あの、これからもっともっと恐ろしい事が起こるような雰囲気というか、スピードですよね。あの下げのスピードが人を恐怖に落とし入れるのですね。本当に、先週は恐かった。

 

それはさて置き、この下げの続く局面で、少しずつ少しずつ買っている方が何人かおられますね。

ちょっとずつ、って言うのが味噌ですね。メッチャ羨ましいです。オレも買いたい!オレもやってみたい!って思います。けど買えない。現金が無い。

こういう時に、フルインベストは辛いですね。

 

そこで思ったのが、債権のETFであるBNDがあればいいなと。iシェアーズのAGGでもいいかもしれません。(比較したこと無いので、どっちがいいのかは分かりません。)

どちらも、この局面で価格が上がってきていますね。心強いと言うか、株と一緒になって下げないのがいいですね。本当に逆相関になるんですね(素人)。

こういうのを持っておけば、株価の下落局面で現金化して、買い付けの資金に回せますよね。

 

まあ、株価の上昇局面の時は、債権はリターンが劣るし配当利回りも低いので、あまり目がいかないですね。

上昇局面の時からポートフォリオに債権ETFを組み込んでいる方も見たことありましたが、あまりピンときませんでした。正直、ふーんって思ってました。

でも、今回、考えを改めました。こいつは使えるんじゃね?って。

外貨建てMMFでもいいのかもしれませんが、利回りは債権ETFが勝ちますし。

 

とりあえず、今、債権ETFを買ってもしょうがないし、NISA枠を安定して埋めるために配当金が必要な私は、当面の間、購入する事は無いかと思います。

新型コロナウイルスの世界的な流行が治まって、景気が回復して、なおかつ私に余裕が出来れば、保険として一定の割合で債権ETFを入れてみようかと、今回の急落で考えました。

まあ、だいぶ先の話になりそうですが。

 

新型コロナウイルスの流行は、中国では収まりつつありますが、世界的にはまだまだ感染が拡大してて、収束の見通しも全然ついてないし、経済への影響もこれから出てくると思いますので、さらに株価が下がる局面もあるかと思います。

 

私は、毎月の給料から株を買うことしか出来ないので、愚直に毎月、買い増していこうと思っています。

心が折れなければ…。

 

 

2020年2月末 資産状況

2020年2月末の資産状況です。

 

これは、2020年1月末のもの

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これが、2020年2月末のもの

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上記、2つの表を比べてみて下さい。

 

コロナショックでがっつりやられました。

ここ数日、この表を見ると前日差の欄が真っ赤で、マイナス幅もすごかったでですね。これ、マイナスを赤で色を着けて表示するの止めようかと思いました。

含み益が無くなり、含み損に転落しました。28日の夜中の1時ぐらいにマイナス500ドルまで落ち込みましたが、朝、起きたらマイナス143ドルまで戻してました。

損益も、10.8%あった含み益が、マイナス1.04%まで落ちました。

 

とは言え、自分的には、これくらいなら、まだ許容範囲ではあります。

ただ、このまま下がり続けると話は違ってくると思います。28日の夜中の1時ぐらいにマイナス500ドルまでいった時は、「オイ、オイ、オイ、どんだけ下がんねん。マジかよ」って、ビビりが入りました。やはり、平時に配当金メインの投資なので株価は気にしない、とか思ってても、株価が下落すると結局、人間、感情に支配されるようです。

 

Twitterでは、一部損切りしたって方がおられたり、損失について悲観されている方もいて、だいぶ騒いでますね。

私が、まだそれほど悲観していないのは、自分自身の損失が少ないのと、他の方との損失の桁が違うからですね。私の損失は、ツイッターやブログで活躍されてる方より、一桁ないし、二桁少ないですね。そりゃ、気楽だわ。

それでも、ツイッター見ると怖くなってきます。ツイッター上の売りと悲観の雰囲気に引きずられる。ヤバいんじゃないか、って気持ちになります。

 

そして、ヤバいっていう気持ちもありつつ、配当利回りを見ると、配当利回りが軒並み上がっているので、逆に、ここは何か買っとくべきなんじゃないか?って気持ちもかなりあります。

 

しかし、ここはガマンですね。実際、株を買うお金もないし。

実は1月分の買い付けでロイヤルダッチシェルを買った後に、2月12日にBPを買ったのです。

配当利回りが高くて、ちょうど配当の権利落ち日も近かったので、権利落ちの前に買ってしまえ!って、いつもなら2月末買い付けになるのを、先回りして買ってしまいました。

 

結果は、私の資産状況の表を見てもらえば分かります。ロイヤルダッチシェル、BP、共にすごい下げてます。コロナウイルスの影響で人の移動が制限され、原油の需要が減るだろう事を嫌気して、エネルギー株がすごい下げ方をしています。

月末まで、ちゃんと待ってれば良かったのにね。

 

なので、今、慌てて何か買って、ロイヤルダッチシェルやBPの二の舞になっても嫌だし、無理に買っても、どうせ数万円しか買えないので、ここは初心に帰って淡々と毎月末に買う事にします。

株価がどう動くかなんて、この大変な時期に私なんかには読めません。

 

注意する事は、コロナウイルスの広がりと、その影響を見る。

企業決算への影響を見る。

まだまだ、下がる様なら、よーく考えて、割安になってるコロナショックを乗り越えられる企業の株を買う。

といったところでしょうか。

まあ、米国企業ならコロナウイルスの影響で業績が悪化する事があっても、コロナウイルスが沈静化すれば、また業績も上がってくるだろうとは思いますが、コロナウイルスの流行が長期化すれば、景気の流れも変わってくるかもしれませんね。

 

配当金の受け取り状況です。

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配当金は、AT&T、ブリティッシュアメリカンタバコ、アッヴィ、ペイチェックスから、計7416円(68.29ドル)の配当金を受け取りました。

配当金は順調に増えていますね。

しかし、配当金でさえ、コロナショックの影響によっては、減配の可能性ですありますから、注意が必要ですね。

 

NISA枠を埋める資金を捻出するために、配当金は私に取って大事な収入源でもありますから、減配方が自分にとっては精神的にダメージがあるかもしれません。

いつも、かなりカツカツの生活をしてるので、配当金が増えれば増えるほど、自分が楽になりるのを実感しますし、もし、減配するわ、実生活でも仕事が減って、残業収入が減ったりってなると、いろいろ考えないといけない事も出てくると思います。

 

少しいいニュースとしては、中国のコロナウイルスの1日の新規感染者数が200人程度と落ち着いてきて、中国のアップルショップの半分が店を開けるそうです。また、スターバックスは中国の全店舗の営業を再会するそうで、これは明るい話題だと思います。

まだまだ、これからは世界的な流行と、日本がどうなるのかも心配ではありますが、何とか、実生活でも投資でも、乗り越えていければいいなと思います。

 

まだまだ株価が下がるんじゃないかと思いますし、それに対しての投資判断も、きっと、いろいろあるかと思いますが、皆様におかれましても、退場だけはしないようにやっていきましょう。