40代中小企業工場労働者の投資記録

2019年より、米国高配当株を中心に投資を始めました。40代も半ばを過ぎましたが、60歳までに年間受取配当金額100万円を目指します。株式投資の記録やその他について書きます。

40代から株式投資を始めた私が配当金を使う事にした理由

私が株式投資に目覚めたのが一昨年で43歳の時でした。昨年から米国株投資をはじめ、今年は45歳になりました。

 

株式投資で資産を作るのには時間がかかりますね。株式投資は資産の規模が物をいうので、私のような中小企業勤めの人間が給与の中から捻出する資金では、なかなか資産を増やすことができません。

 

資金が少なくても時間をかければ、複利を使って資産を増やせるのが株式投資の究極奥義なのですが、いかんせん私の年齢だと、複利が効いてきて資産が勝手に増えていくような状態になった頃には、もうお金なんてそんなに要らないよって歳になっているかもしれません。

 

いつまで運用して、いつから使うか、どれくらいまで増やして、どれくらいずつ使っていくのか。いわゆる出口戦略が難しいですよね。

私は、資産を増やしている今の段階から、もう配当金を使ってしまおうかと思います。

配当金を使う事にすれば、資産を積み立てつつ、お金を使う事ができるというのが、私が配当金を使う事にしようと思った理由です。

 

本来なら配当金を再投資する事により、更に資産の増加を加速させる事が出来るのは分かるのですが、それをやってしまうと、この先ずっと今のような切り詰めた生活をして過ごす事になりそうで、さすがにそれは自分の人生としてもどうかなと。

社会に出てから二十余年も資産形成も貯蓄もろくにしてこなかったので、その罰だと思って40代は株を買い貯めるために切り詰めた生活を送るのも仕方ないと思っていまが、50代まで続くとね。

最近、ある方のYouTubeを見て知ったのですが、同じ支出を減らすにしても、必要な物は買うのが質素な生活、必要な物ですら買わないのがケチなんだそうですね。

今の私はケチの領域ですね。まあ、ケチというより貧乏みたい感じですかね。株を買うのにお金を回しすぎて、お金がないです。さすがに、この生活をずっとは続けられないです。

 

それと、あと数年もすると、私の両親も後期高齢者に突入してしまう事もあり、そういった事情も頭に入れておかないとマズいと思います。ある程度、余剰資金も持っておいた方がいいかなと思います。

ずっと、今のようなフルインベストみたいな事は続けられないですね。

なので、私は年間の投資額を増やさないで、ずっと今の額をキープしようと思っています。

 

幸い、配当金というのは資産の量に応じて確実に増える傾向にあります。基本、配当金を出す株なら、買えば買うほど配当金が増えます。(もちろん減配、増配、無配転落などぶれはあります。)

これは、投資を続けるモチベーションになりますね。少しずつですが、やればやるほど豊かになれる。

それを頼みに、あと15年とか20年ぐらい投資を続けていければと思います。

そうやってコツコツ配当金を増やし続け、それを自分や家族のために使ったり、生活防衛資金にしたりしながら運用を続けて、定年になったら、そのまま配当金を年金の足しにするというのが自分的には一番、理にかなった運用なのかなと思います。

アーリーリタイアとか、経済的自由を達成することは出来ないかもしれませんが、不労所得によるバックアップで金銭面で安心感が持てて、少しでも豊かな生活を続けられればいいと思います。

 

まあ、投資の未来なんて分からないので、この通りにいくとも限らないし、夢物語で終わってしまう可能性もありますが、今のところはこんな感じでやっていこうと思っています。

 

もし、本当にガチで資産を増やそうと思ったら、不動産投資を始めるのもアリかと思いますね。

株は借金して買えませんが、不動産は融資を使って資産を増やせるので、株式投資より早く大きな資産が作れると思います。不動産投資なら、私ぐらいの歳から始めても経済的自由を達成する所までいけるかもしれないですね。もちろん、それにはノウハウも必要ですし、リスクも伴いますけどね。

私は、今のところは株式投資だけで十分です。

 

以上、『40代から株式投資を始めた私が配当金を使う事にした理由』でした。

 

自分の場合の私的な運用の話で、この記事が誰の役に立つのか、よくわかりませんが、よく似た立場の誰かの参考にでもなれば幸いです。