40代中小企業工場労働者の投資記録

2019年より、米国高配当株を中心に投資を始めました。40代も半ばを過ぎましたが、60歳までに年間受取配当金額100万円を目指します。株式投資の記録やその他について書きます。

なぜ市場は間違うのかを、今年に入ってからの下落から考えてみた

ジョージ・ソロスの言葉に『市場は常に間違っている』という言葉がありますが、これを自分なりに解釈したというか、気づいたのは、結局、市場は常に割高か割安かどちらかに傾いているんじゃないかなという事です。

株価は半年先、1年先を反映すると言いますけど、それはあくまでも現時点の未来を反映しているのであって、例えば、明日状況が変わったとすると、またそこから織り込み直しになりますよね。

昨年の金融緩和で現金ジャブジャブだった時点では、資金が株式市場に流入してきて株価はものすごく上がりましたが、あの時はあの時点での未来の状況を織り込んで株が上がっていたのだと思います。

ところが、利上げや金融引き締めが始まり、リセッション入りも囁かれたりと、昨年と全然違ってしまった状況を織り込んで株価の下がっている現在から、昨年の株価を振り返って見ると、あれは割高だったね、ということになるのだと思います。つまり、市場は間違ってたって事になるのだと思います。

最近はVIX指数が30を超える日もしばしばあるので、市場のセンチメントが悪化していますね。つまり、今は逆に売られすぎて割安になっている可能性もあるのではないかと思います。
株を底で仕込むというのは、なかなか難しいですが、売られすぎて割安になった株を買っておけば、そのうち市場の気分が改善したときに株価が回復してくるんじゃないでしょうか。

不動産投資では、いかに物件を安く買うかが重要だと言われますが、株も同じではないかと今回の下落で感じました。

割高なものに手を出してもいいと思いますが、割高な物を買うなら、長期で保有するようなことをせず、どこで逃げるかを考えておくといいと思います。

結局、市場は割高か割安な状態かどちらかにあることが多くて、その歪みがあるから利益を上げたり損したりするものだという事ですね。

こういう事をふまえて、今後の投資にも活かせていければいいなと思います。